歌手細川たかし(62)が、歌手人生38年目で初めて弟子を取ったことが15日、分かった。

 同じ北海道出身の新人歌手の杜(もり)このみ(23)だ。5年前の高3で出場した「日本民謡ヤングフェスティバル2006」で見いだされていた。今月22日に「三味線わたり鳥」でデビューするが、それに先駆けてこの日、都内でデビュー報告会を開催。愛弟子の門出に駆けつけた細川は「テレビで見て、この子はイケると確信したので、5年間、演歌のけいこを積ませてきた。底力があって、期待している。これからの演歌界の女性部門を背負っていける逸材だよ」と紹介した。

 杜も「細川さんだけに、細かいところまで教えて下さってきました。4歳から続けてきた民謡がベースです。自分がこれからの歌謡界を盛り上げていきたいです」と宣言した。すでに、ネット上などでは「演歌界のエビちゃん」や「演歌界の菅野美穂」とも騒がれ始めていて、ルックスも含めて大きな期待が寄せられている。