ミュージシャン佐野元春(57)が17日、WOWOWドラマ「配達されたい私たち」(日曜午後10時)のトークイベントに出席した。

 同局からの依頼を受け、同ドラマの主題歌に「虹をつかむ人」を提供した。連続ドラマの主題歌を担当するのはフジテレビ系「二十歳の約束」以来、21年ぶりとなる。「最近の映画やドラマはタイアップが先にあるけれど、作家や監督の方が僕を指名してくれたのは同じクリエーターとして、とてもうれしい」とコメント。「この曲がドラマに良い貢献が出来ればと思っています」と話した。

 佐野の音楽を聴いて育ったという同ドラマの古厩(ふるまや)智之監督から「ずっと兄貴だと思ってました」と言われると、佐野は「全国にいっぱい弟がいますから」と笑わせた。