10年2月に一般女性と結婚し、2人の娘がいたことが7月31日に明らかになったお笑いコンビ、チーモンチョーチュウの菊地浩輔(32)が同日夜、吉本興業の動画番組「よしログ」に相方白井鉄也(32)とともに生出演し「緊急会見」と題し、結婚について自らの口で発表した。

 菊地によると、妻は現在27歳。2人の娘は、長女が3歳、次女が1歳という。知人の食事会で出会った妻とは約3年の交際を経て、東京タワーでプロポーズしてゴールイン。妻の当時の肩書や仕事などは話さなかったが、いわゆる「できちゃった婚」だったことを明かした。

 3年以上結婚を公表しなかった件について、菊地は「言うタイミングは何度かあったが、(そのたび)先送りになって、発表のタイミングを失ってしまい、今になった」と説明。

 当初、10年の漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」で決勝に進めば、決勝会見で結婚発表しようと考えていたが、準決勝で相方白井がネタを一部忘れてしまい敗退。そのため発表計画も流れてしまったといい、菊地は「(これまで結婚発表できなかったのは)4割くらいこいつ(白井)のせい」と冗談を飛ばし、笑わせた。

 菊地は2月のテレビ番組でタレント南明奈(24)から「ずっと前から好きでした」と真剣告白され、バレンタインクッキーを受け取った。菊地は告白を拒否せず、連絡先の交換も約束したため、その後の進展がうわさされる事態になった。

 妻がいたことで南は結果的に「失恋」したことになるが、菊地はこの日、南に同番組収録の後日、電話で「すみません。実は結婚してまして…」と伝えていたことを明かした。菊地は「(南はその時)メッチャびっくりしてた。『そうなんですね、おめでとうございます』と言ってくれました」と説明した。また、南については「黒髪のころのアッキーナさん(南)をすごくかわいいな、と思っていた時期があった」と告白した。

 菊地が結婚していたことは7月31日付日刊スポーツが報じ、それをうけ同日、本人がブログで発表した。菊地は結婚発表が今になったことについて「このような形になって申し訳ないです」と繰り返し謝罪。そして「今後は今までにはなかった『パパ』という色が出るようになると思うので、お父さん仕事があったらうれしいです」と「パパ芸人」戦線に加入していきたい意向をのぞかせた。