NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が1日、都内の同局スタジオで撮影のクランクアップを迎えた。主演の能年玲奈(19)は会見を開き、「最高の1年で胸がいっぱいです。幸せでした」と振り返った。

 ラストシーンは、親友ユイ役の橋本愛と、その兄役小池徹平との3人だった。無事に終えると、3人で大きなくす玉を割った。「ぜひ、『あまちゃん2』を撮影してほしいです」と、担当プロデューサーに直訴する場面もあった。

 アイドルを演じるにあたり、母親役の小泉今日子の80年代アイドル時代の写真集を古本店で購入し、研究した。また、ももいろクローバーZもお手本にしたという。

 流行語になっている「じぇじぇじぇ」については、「これからも、ここぞというときに、どんどん使っていきます」と、元気よく誓っていた。放送は9月末まで続く。