人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」のミュージカルが、8年ぶりに「美少女戦士セーラームーン-La

 Reconquista-」としてリニューアルされ、東京・渋谷のアイアシアタートーキョーで13日、初日を迎えた。ミュージカルとしては05年1月以来の上演となった。

 キャストも一新され、セーラームーン役の大久保聡美(17)は開演前に「キラキラ、ワクワクしています。このまま漫画の世界に潜り込みたい」と笑顔で語った。20年目の初上演から20周年の節目に復活。セーラーマーキュリー役の松浦雅(17)は「バレエを始めるきっかけがセラミュ(セーラームーンのミュージカル)だったので、思い入れが強いです。自分がお仕事でかかわれるなんて」と感激していた。

 出演者全員が女性なのは、シリーズで初めて。タキシード仮面を演じる元宝塚の女優大和悠河(36)が、バラにキスすると、他の出演者から「キャー!」と黄色い声援が飛んだ。「宝塚出身だから、女子ばかりだと落ち着きます。女子校のノリですね」と笑っていた。

 上演途中では、ももいろクローバーZが映像出演する演出もあり、大久保は「見たけど、かわいいね~」とウットリ。大和は「『ももクロ』ちゃんもかわいいけど、みんなもかわいいよ」とフォローしていた。