俳優福山雅治(44)が4日、主演映画「そして父になる」(是枝裕和監督)が「アジア映画の窓」部門に出品された韓国・釜山映画祭で行われた公式上映に参加した。

 上映後には韓国有数のリゾート地・海雲台(へうんで)ビーチでオープントークショーを行った。オープントークショーには、2000人を超すファンが集まり、大混乱となった。

 福山は「アンニョンハセヨ

 フクヤママサハル

 イムニダ(こんにちは。福山雅治です)」と、ハングルであいさつしただけで観衆を熱狂させた。意外にも、プライベートを含めて韓国を訪れるのは初めてで、「ものすごい歓迎を受けて、こんなに歓迎していただけるんだったら、もっと早く韓国にきたら良かったなと反省しています」と話した。

 「そして父になる」は、韓国では12月に公開されるが、福山は是枝監督と再タッグを組んでの新作にも強い意欲を見せた。「ここに来られて本当に幸せだし、ラッキーだと思っています。韓国の方がどれくらい僕のことを知っているのか分からなかったけれど、こんなに沢山の方に歓迎してもらえて、またぜひ来たいので、監督、またよろしくお願いします」と是枝監督にリクエストした。そして壇上から観客に「サランヘヨ(愛しています)」と呼びかけた。