佐藤浩市(52)が19日、東京・丸の内ピカデリーで行われた主演映画「人類資金」(阪本順治監督)の初日舞台あいさつに登壇した。佐藤のほか、香取慎吾、森山未来、オダギリジョー、観月ありさ、岸部一徳ら豪華な顔触れが勢ぞろいした。

 同作は、旧日本軍が隠匿したといわれる、数十兆円相当の財宝「M資金」をめぐる攻防を描くいており、佐藤は「感無量です。疾走感ある映画になっていると思います」としみじみ。一方、「M資金」強奪を狙う謎の男Mを演じる香取は「最初、お話をいただいた時、監督から『慎吾に世界を救ってほしい』と言われまして。意味がまったく分からなかった」と明かし、観客を笑わせた。