女優能年玲奈(20)が、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の演技を評価され、「東京ドラマアウォード2013」の主演女優賞に輝き、22日、都内の表彰式に出席した。

 能年は「本当にうれしいです。『あまちゃん』は私が生きてきた中で一番の大事件」と感激していた。撮影が終わって約2カ月。「あまロスに陥っています」という言葉も。克服するため総集編を見たりしているという。表彰式後の会見では「じぇじぇじぇ、オラ、こんなにうれしいこと初めて」と劇中で使った東北弁も披露した。

 同賞は昨年7月から今年6月にかけて放送された作品を対象に、質の高さだけでなく、市場性、商業性にスポットをあて、海外に売れる可能性の高いドラマを表彰する。

 同作品で母を演じた小泉今日子(47)が助演女優賞を受賞し、作品賞グランプリも同作が獲得、脚本賞も宮藤官九郎(43)が受賞したほか、演出賞、プロデュース賞も受賞し6冠。他に音楽を担当した大友良英が特別賞を受賞した。