17日にスタートするテレビ朝日系連続ドラマ「私の嫌いな探偵」(金曜午後11時15分、一部地域をのぞく)の制作発表が14日、東京・六本木の同局で行われた。映画化された320万部超のベストセラー「謎解きはディナーのあとで」で知られる作家・東川篤哉氏の「烏賊川市(いかがわし)シリーズ」から初のドラマ化となる。

 イカの水揚げ量が全国9位という架空の地方都市・烏賊川市を舞台に、剛力彩芽(21)演じるミステリーマニアでビルオーナーのお金持ち女子大生と、玉木宏(34)演じる変わりもの探偵が、事件解決に挑戦する。TBS系ドラマ「コドモ警察」や映画「HK/変態仮面」の脚本、監督の福田雄一氏が、脚本を担当してコメディータッチで描く。

 剛力は「セリフが長くて、すごく難しいけど、上手にいくと楽しい。勉強させてもらいながら、名コンビになれたらいいですね」。この日、34歳の誕生日を迎えて豪華ケーキで祝われた玉木は「つかみどころのない、変な人を目指してやっています。今年もいい作品を残せるように、しっかりやっていきます」と話した。