番組収録中に一般女性を平手打ちしたとして騒動になっているタレントのデヴィ夫人(73)が22日早朝、羽田空港で報道陣からの取材を受けたが、ノーコメントをつらぬいた。

 午前4時55分ごろ、滞在先の米ロサンゼルスから空路で帰国し、到着ゲートに現れた。約20人集まった報道陣を見ると、「早朝からご苦労さまね」と声をかけ、ほほ笑んだ。その後、報道陣から、番組収録当時の詳しい状況や、現在の心境、一般人女性が被害届を提出したことや警視庁がデヴィ夫人の捜査を始めたことなどについて何度も質問を受けたが、マイクに右手を向けてノーコメントの意思を表示。口をつぐんだまま、うっすらと笑みを浮かべて足早に去っていった。途中、首をかしげる場面もあった。

 デヴィ夫人は、今月15日放送のTBS系バラエティー番組「奥様はモンスター2」収録中に、一般人女性に平手打ちを3発見舞ったとされている。一般人女性は被害届を出しており、警視庁は、暴行容疑でデヴィ夫人の捜査を始めているという。