女優天海祐希(46)が6日、主演舞台「蒼の乱」の大阪市内で行われた会見に出席した。

 同作は、劇団☆新感線の演出家、いのうえひでのり氏(54)の作品で、平安時代の動乱期に大陸から渡ってきた女を演じる天海は「自分の国が滅んでいく様を見て、日の本にやってくる。人間不信というか、いろんな思いを抱えているんですけど、ぼくとつな青年に会い、本来の姿を取り戻していく女です」と役柄を説明。青年を演じる松山ケンイチ(28)に視線を送った。

 松山は新感線公演初出演で「10年前、まだ売れなかった時代に初めて見て、ずっと出たかった」と興奮していた。

 公演は、3月27日~4月26日に東京・東急シアターオーブ、5月8日~27日に大阪・梅田芸術劇場で。