重度の肝硬変を患っていることを告白している元女流棋士のタレント林葉直子(46)が22日、自身のブログを更新し、「生きることに希望は捨てていない」とつづった。

 「私は生きることを捨ててはいません。ただ、そんなに長く生きられる身体ではないなと思っているだけです」

 一方で、肝臓移植を勧める声については、「これまでの人生でもいろいろお騒がせして、好き勝手に生きてきた私が、人の肝臓まで貰ったら申し訳ないですよ。ダメダメ、そんなもったいないことをしては。もっと必要な人に回すべきものです」と回答。続けて「なんて、殊勝なことを言ってますが、本音は『病院がいやだよ~』なんですけど。へへ。トイレに行くだけなのに、なんでナースコールしなきゃいけないんだよ、面倒クセ~って(笑)病院嫌いで」と明るくつづっている。

 その上で「ボロボロかもしれないけど、私は自分のモノ(ボロ肝)で勝負する。こう見えても私はいまでも勝負師なんです。自分の身体で勝負できなくなったら、それはそれまでです」と決意表明。「婦人公論」やフジテレビ系「ノンストップ」で表明したのと同様に「それに本当に自分の人生、楽しかったんですね。テレビではああいう部分をセンセーショナルに使いますけど、後悔なんてなんもないですよぉ。プロ棋士になって、小説家もやって、カレー屋もやって、豊胸もして」と駆け抜けた人生を振り返った。