タレント萩本欽一(72)が軽演劇引退、ラスト公演の東京・明治座「ほめんな

 ほれんな

 とめんな」が30日、千秋楽を迎えた。

 共演の田中美佐子、的場浩司らが涙を流し、約1400人の観客からは「やめないで」の声も上がった。これに萩本は「やめるんじゃないよ。卒業だよ」と答え、花道を通って引き上げた。

 楽屋に戻った萩本は「出演者の打ち上げには出ません。いろいろ言われると、我慢しきれずに『また、出るよ』って言っちゃうから。体は動かないけど、これからは誰かを動かして、こういう舞台を作っていければ」と話した。

 31日にフジテレビ系「笑っていいとも!」の最終回を迎えるタモリ(68)については「自分が去って行くことの幸せを感じるような、終わり方をしてほしい。幸せな気分にさせてくれる共演者とお客さんだと良いね」。AKB48グループの国立競技場コンサート最終日が中止になったことを聞くと、気の毒そうに「あちらからは、流れてきませんよね」と話した。