NHK高知放送局は13日、平日の夕方に放送している高知県内ニュース番組の天気コーナーで、県西部の「晴れ」「雨」などを示す天気記号を、4年前から誤って表示していたと明らかにした。

 翌日の天気予報を伝える際、本来県東部に表示されるべき天気記号を西部のものとして表示していた。東部の天気記号や、降水確率、気温の表示に誤りはなかったというが、約4年間、東部と西部が同一の天気表示だったことになる。

 同放送局は、高知地方気象台から送られるデータを画面に表示する装置の設定を2010年に変更した際に入力ミスがあった、と説明している。

 名古屋放送局が長野市の降水確率を誤表示していたことを受け、全国の各放送局が誤表示の有無を調査していた。