尾野真千子(32)主演で14日に放送されたフジテレビ系連続ドラマ「極悪がんぼ」(月曜9時)の初回視聴率が、13・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。

 同局の看板、「月9ドラマ」としては、11年1月期の「大切なことはすべて君が教えてくれた」(同12・1%)以来の苦しいスタートとなった。

 「極悪-」は、借金がきっかけで裏社会に飛び込むヒロインの生きざまを描くドラマで、「がんぼ」は広島弁で「やんちゃ」の意味。尾野にとっては初の「月9」主演で、政財界に影響力を持つ経営コンサルティング会社の所員役の三浦友和(62)が金髪姿で演じていることでも話題になっている。

 同じく苦戦スタートだった「大切な-」は、第2話は11・6%も最終話まで2桁をキープし続けたことからも、「極悪-」の今後が注目される。