お笑いタレントのイモトアヤコ(28)が18日、ブログを更新。「世界の果てまでイッテQ!」の企画による世界最高峰エベレスト登頂を断念した心境をつづった。

 多くの被害をもたらした雪崩事故を受け、中止を余儀なくされた今回のエベレストチャレンジ。中止の報告を受けた時の様子を、イモトは「ディレクターの石崎さんが発表したとき一体この人はまじめな顔をして何を言っているんだろうと理解出来なかったのを覚えています」と振り返った。

 「エベレストは私の中では冗談のはずでした。きっと周りも冗談だったと思います」というイモト。5年前にアフリカ最高峰キリマンジャロに登頂したときに「いつかはエベレスト」と冗談で口にしたことが、次第に夢となり、色々なトレーニングや調整を行い、今年には「私はエベレストの頂上に立つんだ」という覚悟ができていたという。だからこそ、今回の中止には「信じられないくらい悔しくて涙が止まりませんでした」と無念さを隠さない。

 ただ、今回の事故で多くのシェルパが命を落としたという情報が入って来た際には、「こういう事が初めての私は淡々と受け止めることは無理でした。怖かったです」と正直な思いを打ち明ける。そんな状況での中止決定に、心のどこかでホッとする自分もいたという。

 あらためてエベレストへ挑戦することについては、「来年またエベレストチャレンジしたいと思います!

 と言葉では簡単に言えるかもしれないけど、正直まだ分かりません。けど、このままで終われない性格なのは自分が1番分かっていて、心のどこかではそれはもう決まっていて、けどまだ踏ん切りつかなくて言葉には出来なくてウジウジしてます」と、複雑な心境をうかがわせている。