脳こうそくで闘病中の歌手西城秀樹(59)が、自身の墓を購入したことを明かした。12日、フジテレビ系「ノンストップ」にVTR出演し、「最後の買い物だからね。みんなに迷惑がかからないように」と理由を明かした。

 西城は03年、11年と2度、脳こうそくを発症。リハビリを続けながら、ステージに立っている。一方で梅雨の時期は体が固まるといい、歩き方はおぼつかなく、話し方もたどたどしい状態。脳こうそくについては「大変な病気ですよ。2度、3度、4度と再発する人もいる」と説明した。

 「死の恐怖はある?」の問いには「ありますよ。でも、そればかりだと前に進めない」。小学生で1女2男の子供たちは「長いね。まだ治らないの」と心配しているというが、「(治して)一緒にサッカーとかしたいんだけどね」と、それができないもどかしさも口にした。

 それでも、「(仕事は)子供たちが皆、20歳になるまでは頑張りたい」と、今度も歌い続けることを誓っていた。