俳優小泉孝太郎(35)が16日、都内で行われたNHK

 BSプレミアムドラマ「おわこんTV」(7月1日スタート、火曜午後11時15分)会見に出席した。

 テレビ制作会社を舞台にしたストーリーで、小泉はドキュメンタリー担当のディレクター役、千葉真一(75)が制作会社社長役を演じる。すでに撮影は終了しているが、小泉は千葉との共演に「うれしかったです。そして、撮影現場に入られただけで、見えていないのにそれと分かる雰囲気を感じるくらい、ものすごい存在感でした」と話すと、「何かに例えるならば、コートジボワールのドログバ選手のような。千葉さんが画面の前にお立ちになると、一気に何かが激変します」と、15日のサッカーW杯日本-コートジボワール戦で、交代出場して流れを変えた相手国のエースになぞらえた。

 また、NHKで放送された同試合が46・6%と高視聴率を記録したことについて「ビックリですね。46もいったんですか」と驚きつつ、「厳しい戦いですが、決勝トーナメントにいってほしい。僕がしっかり見始めた98年のフランス大会くらいに比べたら、何を言われても強くなったと思う。期待しています」と話した。

 同ドラマでは「視聴率ってそんなに大事ですか?」などテレビ業界にまつわるテーマが軸になるが、「このドラマを経験して、より一層大事だと感じました。演者として、今までは気にしないものと考えていたんですが、痛感しました」と実感していた。