女優米倉涼子(38)が30日、都内で行われたテレビ東京開局50周年特別企画ドラマ「強き蟻」(7月2日午後9時)記者会見に出席した。

 米倉が演じるのは、31歳年上の会社役員(橋爪功)に後妻として嫁ぎ、ぜいたくな生活を送りながらも、生活に関わる金銭を家政婦に管理されていることを不服に思い、資産10億円を手に入れようと夫の寿命を縮める計画を立てる女性だ。

 清張作品は5作目の主演となり、“悪女”役も板についてきたが「演じることに対しての違和感はなく、悪い女性に見られてしまうのは嫌だと感じたことは1度もないです。むしろ楽しいです」。また「普段つらいことやたまってることを撮影で出しちゃえばいいと思って。役ですが人をいじるのも楽しいですよ」と笑顔を見せた。

 この日の会見には、橋爪功(73)宅麻伸(58)高嶋政伸(47)要潤(33)も出席。いずれも、米倉演じる伊佐子の愛人役などを務めるが橋爪は「役もそうだけど、米倉はよく見ると隙だらけでチャーミング。もし松本清張が生きていたらメロメロになっていたと思います」と米倉を評していた。