再婚を発表した大渕愛子弁護士と金山一彦の会見は以下の通り。

 --きっかけは

 金山

 「踊る!さんま御殿!!」で共演させてもらいまして、僕の方から「もしよかったら食事でもどうですか」と誘いました。僕が緊張して酔いすぎまして、口説いていたみたいです。2人で、個室で。「好きです」とか、やたら言ったみたいです。

 --大渕さんは、1度は誘いを断ったそうですが

 大渕

 どういうつもりで誘っていただいたのかわからなかったので。でも、毎日メッセージをまめにくれて、軽い気持ちじゃないということが分かりました。1月20日くらいに「さんま御殿」の収録があってから、10日間くらいそういう状態で。2月の始めくらいにご飯を食べにいって、お付き合いすることになりました。

 金山

 1度「行列」に出させていただいたことに、「すごいな。弁護士さんって」と思いました。「さんま御殿」の時は普通の女性で、すごく女性らしくてかわいい人なんだなと思いました。

 --離婚して寂しかったからですか

 金山

 それはないですけど、家で独身生活を楽しんでいたので、こうなるとは思っていなかったです。酔っぱらった勢いで…

 大渕

 そんな、間違いだったみたいな。

 金山

 いや、そういうことではないので。

 大渕

 初婚よりは再婚の方のほうがよかったですね。同じ経験をしているということもあるし、大人の方のほうがいいので。

 --金山さんのどこが好き

 大渕

 すっごい優しいんです。料理がまずすごく上手で、一緒に住んでからは、ほとんど朝昼晩と。

 金山

 最初に食事に行った時に、「僕は料理もできるし、家事もできるし、なんでもできます。仕事以外、家事は全部大渕さんに任せます。笑顔でいてくれたらなんでもいいんです」と言いました。僕は1人暮らしが本当に長いので、中華料理のコックもやっていたんですけど、何でもするんですね。家事も。苦にならないんですよ。やるのが好きなんですよ。ご飯も毎食家で作ってましたから。

 --お気に入りの料理は

 大渕

 最初は中華丼ですかね。マーボー豆腐とか餃子とか、酢豚とか、中華料理がすごい上手なんですよ。

 金山

 餃子もキャベツ切るところからやるんですよ。

 --大渕さんは

 金山

 たまには洗い物してくれたりとか、お風呂のお湯を入れてくれます。ボタンを押すだけです。すみません。

 --お風呂は一緒に入っているんですか

 大渕

 えっ。

 金山

 たまに。もちろん。新婚ですから。

 --入籍について

 金山

 籍を入れるなら8月12日にしようって話をしていました。当日、2人とも夜9時くらいに帰ってきた。彼女のほうは、証人の方に既に書いてもらったんですけど、僕の方がいなくて、証人がもう1人必要で。吉川晃司さんに、慌てて当日、証人になってくださいってメール打ったんです。「お前急すぎるよバカ野郎」ってメールくれて、そこから吉川晃司の家まで行って、玄関先で「こういうものは、勢いだから」と書いてくれました。

 大渕

 準備が周到じゃなくて。

 金山

 あと、結婚について知っていたのは大鶴義丹ぐらいかな。

 大渕

 あとは、事務所のスタッフ。太田光代さんには言っていたんですけど。私が信頼している方なので。

 --大渕さんがふなっしー好きなことに関しては

 金山

 僕がエアロスミスとか好きなと同じで。ふなっしー部屋を一緒に整頓しています。

 お互いの呼び名は

 大渕

 彦さん。

 金山

 下の名前で呼んでいます。

 --「かなっしー」ではないんですか

 金山

 悲しいみたいになっちゃう。悲しくないんで。

 --金山さんは大渕さんのどこが好きか

 金山

 なんか、やっぱり全部好きなんですけど、なんだろうな~。何って言われるとない。ふなっしー好きなところも好きだし。

 大渕

 俳優さんと結婚するとは夢にも思っていなかったですし、でも、職業以前にすごく人間として合う。共演した時は思わなかったですけど、2回目に食事で会った時からこれは会うかなと。私たちも年なので、合う人、合わない人、分かるんです。その後、交際に至るまで2週間で、結婚するって確信しましたね。

 --仕事は続けるんですよね

 大渕

 続けます。

 --元奥さんには伝えたんですか

 金山

 離婚してから、連絡取れなくなりまして。メール送っても返信がこなくなりまして。娘とはLINEをしているんですけど、元奥さんとは連絡がとれないんです。

 --大渕さんは元奥さんに似ている?

 金山

 似てないです。似てないですよ。

 --プロポーズは

 金山

 これっていうのはないです。一緒に生活するようになってから、入籍がこの日だねって。それがなんとなくプロポーズになっていたというか。

 --どんな家庭に

 金山

 彼女がすごくかわいらしい人なので、このまま行ければいいなと思っているんですけど、ずっと笑っていると思います。

 --子供は

 金山

 彼女も歳が37なので、作るのであれば、この3年くらいの間にできればいいなと思っています。まあ3年くらいは頑張らないとなと思っています。

 大渕

 なかなか難しかなと。37なので。以前、男性ホルモンが多くて妊娠しにくいってお医者さんに言われたことがあるので、治療しなきゃいけないのかなとも思っているんですけど。

 --挙式は

 金山

 特には考えてないんですけど、吉川晃司さんの打ち上げで、吉川さんが「うちもなにもしてないんだよな」って言っていたので、「一緒にする?」って言ったら、吹き出してましたけど。近しい知人を呼んで、レストランで食事でもって考えています。

 --新婚旅行は

 金山

 考えてないです。これから。

 --婚前契約書は

 金山

 一緒に住み始めた時に、彼女がノートを開いて、書き始めました。こうしようああしようっていうことを書いて、名前も書いて、実印を押しています。

 大渕

 4項目くらい。

 金山

 結婚して項目も増えると思うし、後々またこういうのやりましたっていうのをお話しします。2人で話し合いながら決めたいと思います。彼女は書面が得意なんです。すぐ、「書面にしろ」って言われます。僕も規則正しい生活になりました。毎朝起きられますんで。すごく楽しい新婚生活です。

 大渕

 私も不眠症だったんですけど。お酒もいっぱい飲んでいたし。でも、お酒も減って、すごくいい生活を送っています。

 --ふなっしーと金山さんの共通点は

 大渕

 サービス精神旺盛で、自分を犠牲にしてでも頑張るというか、自分自身を守ったりしないで、人のために頑張ったりするというのを、枠組みとか定式とかに捕らわれずに、いいと思ったことをやる。そういうところも魅力だと思います。