ダウンタウン松本人志(50)が8月31日にTwitterを更新。亡くなった父譲一さん(享年81)への思いを語った。

 また、松本の実兄でシンガーソングライターとしても活動している隆博さんは、25日に更新したブログで、亡き父が人志に見せなかったある一面について紹介している。

 31日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」の番組冒頭で、「うちのオヤジが死んだんですよ」と切り出した松本。父については幼少の頃に「捨てられそうになった」という経験から、その後も「折り合いがよくなかった。オレのことを1度もほめてくれなかった」と述懐。同日に更新したTwitterでも、「親父が死んだ。。。オレは悲しまない。あの人とはいろいろあったからな」と、いまだに拭い去れない思いがあることをうかがわせた。

 しかし、隆博さんは自身のブログで、父・譲一さんについて「人付き合いはというと不器用な人で、素直に喜ばない頑固な父でした。誕生日のプレゼントでも『これはわしはいらんわ』と本人の前で平気で言う、超照れ屋の父でした」とその人柄を紹介。そして弟・人志にまつわるエピソードとして、「弟が売れてテレビで出だした時でも『たしたもんやな、たしたもんや』と目じりにしわ寄せ嬉しがったくせに、弟の前では決して面と向かって褒めない、そんな父」と、その横側を明かした。

 父の訃報に「オレは悲しまない」と言い切った松本だが、葬儀のため帰省した際には、「あの人と暮らした尼崎を少し歩いた。あの人と子供の頃行った太陽の塔を見に行った。あの人と食べたチキンライスを食べたらさすがにいろんな感情が押し寄せて来やがった。。。」とTwitterで心境を吐露。「親父。さいなら」を結んだ。