歌手のケシャ(27)が、音楽プロデューサーのドクタールークを訴えたことが分かった。

 ケシャは18歳の時にドクタールークと契約を交わしているが、現地時間14日にゴシップ誌「Usウィークリー」に公開された書類によると、ケシャはドクタールークに「しらふの薬」という薬を渡され、それを飲んだ次の日にベッドで裸の状態で起きたことがあると主張している。ケシャは体の痛みと気分の悪さを感じ、どうやってそこにたどり着いたか記憶がなかったという。そして、ケシャは彼にレイプされたことをもし誰かに話したら、彼女のキャリアを台無しにし、音楽を公開したり、レコーディングしたりする権利を取り、彼女や彼女の家族の人生を壊すと脅されたと訴えている。

 また、ケシャは彼に体重のことを侮辱され、「デブのクソ冷蔵庫」と呼ばれ、摂食障害になったと主張している。さらにケシャはカリフォルニア州マリブにある彼の家で、暴力的に彼の腕でぶたれて、裸足で逃げ出し、山の中で隠れたことがあると明かしている。

 今回の訴訟に対し、ドクタールーク側は、ケシャの母と新しいマネージメント会社がでっちあげた嘘だとコメントしており、ケシャが数か月前にその書類を見せて、彼女との契約を終わらせないと“嘘”の話を広めると脅してきたと主張している。

 ケシャは今年1月初めに摂食障害の治療のためにリハビリ施設に入所し、2か月後に退所している。【ハリウッドニュース編集部】