元妄想キャリブレーションの神堂未祐奈が、卒業後の心境を告白した。

 23日、横浜中華街のアートカフェ「東アジア文化都市2014横浜カフェ~ヨコハマサイドステージ~」で開催された「少林寺気功教室」に参加した。

 卒業から6日-。ロングヘアーだった神堂がバッサリ髪を切り、イメージチェンジしていた。

 チャイナドレス姿で少林寺気功師の森嶋みす美氏(49)の指導を真剣に受け、時折、笑顔を見せた。神堂は今月17日、東京・渋谷で行われた「卒業ライブ」で、妄想キャリブレーションを卒業。同グループには新メンバーとして雨宮伊織、水城夢子が加入した。神堂は「妄キャリの急成長ぶりに私がついていけませんでした。仕事が増えて何もかもがいっぱいいっぱいで、中途半端に終わって…。キャパ(容量)オーバーの自分がいたため、卒業を決意しました」。「ソロ活動」は否定し、「今は自分が何に向いているのか、やりたいことを見つけている段階です。再スタートです」と心境を明かした。

 少林寺気功教室は2部制で行われた。神堂は2部から参加し、立ちながらリラクセーション効果がある気功学んだ。「集中すると、体内が熱くなってきたので、驚きました。気はあまり信用していないのですが、体が楽になったことが分かりました」。

 1部では、森嶋氏は少林寺気功の基本である「少林寺4段功」を参加者へ指導。演舞ではゆったりとした動作で身体の血行をよくする「養生六式」などを披露した。森嶋氏は99年に嵩山少林寺第34代継承者の最高師師範西平老師より秘伝の少林寺気功を直伝された。「世界伝統武術大会」個人団体で銅メダルも獲得した。森嶋氏は「少林寺気功はカンフーの要素も入った足腰を鍛えるには最適の療法です。特に、メタボで困っている男性にはおすすめで、体を緩めた動きでバランスの良い体形をつくることができます。運動が続かない方は、ぜひ、体験してほしいです」とアピールした。

 同教室に参加した、横浜市の男性会社員(38)は「気功のおかげなのか、体内がすっきりしました。不思議な力です」と話した。

 東アジア文化都市は今年1月から11月まで横浜市、中国・泉州市、韓国・光州広域市で行われている文化交流事業。ヨコハマサイドステージは8月16日に同事業の一環で「食とアート」を通じて、日中韓の相互理解を図ることを目的に開業した。明日24日には、でんぱ組.incのリーダー、相沢梨紗がプロデュースするハロウィーンカフェ「乙女病」が期間限定(31日まで)でオープンする。