ダンス&ボーカルユニットDIVAが30日、千葉・幕張メッセで解散ライブを行った。

 SNH48とSKE48を兼任する宮沢佐江(24)NMB48梅田彩佳(25)元AKB48の秋元才加(26)増田有華(23)を中心に、10人がメドレーを含む12曲を披露した。アンコールでは、宮沢ら4人とAKB48の同期だった大島優子(26)が作詞した「For

 tenderness」を歌唱。梅田は感極まって涙を流す場面もあった。

 11年の結成後、宮沢のSNH48への移籍や、増田の脱退など、グループとしての活動がままならないこともあった。秋元は「自然消滅してしまうというのが正直な気持ちでした。それでも諦めずに信じてくれる人がいました。こうして区切りをつけることができてありがたいです」とファンに感謝。宮沢は「私が移籍してもファンの方から『待ってるよ』と言ってくれたのは、(途中加入の)6人が続けてきてくれたおかげ。この6人で本当に本当によかったです。ありがとう」とメンバーにも感謝していた。

 この日はライブ後に握手会も行い、計7500人が、最後のDIVAを堪能した。

 DIVAは11年1月10日に秋元らメンバー4人で「DiVA」を結成。同5月18日にシングル「月の裏側」でデビュー。同12月20日から新メンバー6人が加入した。今年8月13日に「DIVA」に改称し、10月8日の4枚目シングル「DISCOVERY」と、アルバム「DIVA」を発売しての解散を発表していた。