NHKBSプレミアムの韓国ドラマ「奇皇后」(日曜午後9時)に主演するハ・ジウォン(36)が25日、東京・渋谷の同局で行われた特別番組の収録に参加した。約6000人の応募から選ばれた観客50人を前にすると「コンニチハ

 ハ・ジウォンです」と、まずは日本語であいさつをした。

 同作は13年に韓国で放送された51話に及ぶ長編ドラマ。撮影期間は約9カ月に及び、1週間のうち5日が徹夜だったという。「プレッシャーも大きかったのですが、役を格好良く演じたかった。撮影を終えた今は長い旅を終えたようです」。

 スクリーンに放送シーンが流れると、撮影時を思い出して大粒の涙を流した。「当時の感情を思い出しました。(主人公)スンニャンの苦しさ、悲しみ、痛みを私も感じた。役柄からまだ抜け出せていないんです」。

 好きな日本人俳優を聞かれると、ドラマ「ロングバケーション」主演の木村拓哉の名前を上げた。「今回は重いドラマだったから、次は軽いタッチのラブストーリーがいいですね」と話した。

 ものまねメークで知られるざわちんが「ハ・ジウォンメーク」をした映像が流れると「似ています」「すごいですね」と驚いていた。

 この模様は3月1日に番組枠内で放送する。