歌手の工藤静香(44)が8日放送の音楽番組「LIVE

 MONSTER」にゲスト出演。アイドルだった10代の頃の自身について「ポンコツだった」などと自虐的に振り返った。

 同番組では工藤の「ナゾの私生活」に迫るとし、工藤の私生活に密着。また、工藤が自分で撮影した自宅内の映像も公開された。

 工藤は自身が描いた絵画を美術展「二科展」に出展し、入選18回、特選にも輝いたことでも有名だが、その創作活動を行っている自宅内のアトリエの一部が公開された。アトリエには工藤の実父が書いたという花の絵などが飾られていた。他にもキッチンでこだわりを持って料理する映像などが映し出された。

 工藤が描く絵について、スタジオで司会を務めるDREAMS

 COME

 TRUEの中村正人(56)が「女の子がよく出てくる」と指摘。そのモデルについて尋ねられた工藤は「元々(もともと)はモデルはいなかった」としたが、2人の女の子の母親である工藤は「最近、子供たちが大きくなってきたので、ちょっと体を借りて描いている」と実娘をモデルにしていると告白。体の向きなど細かく注文するというが、娘たちからは「え~」と文句を言われたりするという。

 また、工藤は自身で保存料や添加物などが入っていないオーガニックなお菓子なども作るといい、「買うと余計なものが入っちゃう、保存料とか。必要な時もあっていいんですけど、毎日食べる物なので、(子供が)育ち盛りだし」と、家族の健康に気遣う一面をのぞかせた。

 密着していた番組スタッフから「10代の頃から『食』に気をつけていたのか?」を問われた工藤は「全然。ポンコツでした」と笑った。また、スタジオでも中村から「(10代の頃は)食生活がポンコツだったの?」と質問された工藤は「私もポンコツでした」と若い頃を振り返り大笑い。

 工藤は2児の母として、妻として家事をこなしつつ、歌手としての仕事も両立する秘訣(ひけつ)について、「好きでやっていると思う」と自己分析。こだわりをもって料理することについても「何かを作ったり、体が健康になっていったり、何かを食べて、美味しい美味しいという感じが凄く喜びなんです」と語り、“喜び”こそが原動力だとした。