映画監督の阪本順治氏(52)が30日、大阪ゆかりの映画の特集上映をしている大阪・九条のシネ・ヌーヴォで舞台あいさつを行った。この日は、同監督の「どついたるねん」「王手」などが上映された。監督デビュー作となった「どついたるねん」は、俳優赤井英和の初作品でもあり「難波の喫茶店で打ち合わせをした。(赤井に)台本読んで、不要だと思う場面があったら、何でも言ってと言ったら、次々と『この場面、いらんのちゃいます?』って言われた」。度胸満点の俳優・赤井の初仕事ぶりを披露した。