俳優向井理(30)が13日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた映画「麒麟の翼」(土井裕泰監督)大ヒット御礼舞台あいさつにサプライズで登場し、主演の俳優阿部寛(47)、新垣結衣、溝端淳平を祝福した。向井はTBS系で放送されたテレビシリーズ「新参者」で、黒木メイサ演じる雑誌記者・青山亜美の恋人の演劇青年・清瀬弘毅を演じ、「麒麟の翼」でも舞台のポスターに主演役者として写り、出演している。

 向井は全体のクランクイン前日に一足早くクランクインして、ポスターの写真を撮影してわずか15分でクランクアップしたという。劇中にポスターが出たのも一瞬だったが、向井は「僕が想像していたより(出演時間が)長く、ありがとうございました」と土井監督に感謝した。同監督は「ドラマで出てきた所属劇団のイメージがつかめず、(演劇の)あらすじまで全部つくって向井君に台本を読んでもらった。衣装も用意して、15分で終わりましたけど、それなりに手間暇掛けて撮ったポスターです」と胸を張った。