第86回米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表作品に、石井裕也監督の「舟を編む」が決まったと、日本映画製作者連盟が5日、発表した。世界各国の出品作の中からノミネート作が選ばれ、来年3月に受賞作が発表される。

 評論家ら選考委員7人が、申請のあった15作品の中から選んだ。

 「舟を編む」は三浦しをんさんの同名小説が原作。出版社の辞書編集部に異動になった男性が、個性豊かな部員とともに辞書編さんに没頭する姿を、恋を絡めて描く。

 出演は松田龍平、宮崎あおいら。