映画「陽だまりの彼女」(三木孝二監督)の公開初日舞台あいさつが12日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた。

 嵐の松本潤(30)は、08年「花より男子ファイナル」以来の映画出演。「5年ぶりの映画なので(ファンの反応に)ドキドキしている」と打ち明けた。

 緊張をほぐしたのが、共演者との心温まるエピソードだった。菅田将暉(20)からは「潤さんがかっこいいハットをかぶっていて、『欲しいなあ』と言っていたら、さっき『好きなの選べよ』って(くれた)」とかっこ良すぎる一面を明かされた。上野樹里(27)も「手をつなぐシーンでは、松本君の手がいつも温かかった」。松本が「心が冷たいんでしょうね」とつぶやくと、お笑いタレント小籔千豊(40)からは「僕もそう思います」とバッサリ切られ会場は大爆笑だった。

 松本は小藪に「マツジュンさんが僕がせりふを覚えている間も邪魔してきたり、『何で来たん?』と言ってきたりして、気持ちを削ごう、削ごうとする」と暴かれるなど序盤のいい話が台なしになってしまった。イベントの模様が全国75の映画館に同時中継されているとあって「75館に中継してるんだよ。俺、どれだけイメージダウンなんだか」と頭を抱えていた。

 ほか玉山鉄二(33)大倉孝二(39)谷村美月(23)北村匠海(15)葵わかな(15)三木監督が登壇した。