人気アニメの劇場版第3弾「劇場版

 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」(新房昭之総監督)が26日、初日を迎え、初日舞台あいさつが行われた東京・新宿バルト9では、上映する各回のチケットが前日25日の段階でほぼ完売するなどし盛り上がった。

 巴マミ役の声優水橋かおりは、「アフレコさせていただいたけれど、全編を通してまだ見ていません。試写はあったけど、どうしても映画館で見たくて…完売と聞いて、大変絶望しております。どうにかならない?」と、客席の方を見て苦笑いした。隣で聞いていた主人公鹿目まどか役の悠木碧は「絶望しても、こちら側(壇上)にいて…」と水橋を慰めていた。

 この日の舞台あいさつには悠木と水橋のほか、暁美ほむら役の斎藤千和、美樹さやか役の喜多村英梨、佐倉杏子役の野中藍、キュゥべえ役の加藤英美里、そして劇場版からの新キャラ百江なぎさ役の阿澄佳奈が登壇した。

 取材陣を入れた唯一の舞台あいさつの上、上映前ということもあり、ネタなど情報漏えいがないようキャスト陣もコメントを言うのに四苦八苦。阿澄は「何もしゃべりません。何をしゃべっても(ネタバレになるので)ダメなんじゃないかと…。百江なぎさ役ですっ!!

 そこだけは」と強調し、もどかしそうしていた。