アニメ映画「劇場版

 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の大ヒット御礼舞台あいさつが2日、大阪・梅田ブルク7で行われた。

 壇上に悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍(いずれも年齢非公開)の声優5人が登場し、あいさつを始めると、満員の客席から野太い声援が飛び交った。

 人気テレビアニメからの映画化第3弾で、10月26日の公開から5日間で興収は5億7000万円を突破。客層は明らかに成人男性が中心で、ヘビーリピーターも多数。司会者から「5回以上見た人?」と声がかかると数十人が挙手、中には「10回以上」という猛者もいた。

 映画について「ネタバレ厳禁」が徹底されており、声優陣もコメントはほとんど抽象的な表現に終始したが、客席は“あうんの呼吸”で意図を理解できるファンが多いとあって、満足そう。主人公鹿目まどか役の悠木も「テレビではまどかは泣いている印象が強いと思うけど、今回は笑顔がキラキラしたイメージがあります」とギリギリの線で必死に説明。

 今回が第3弾にして初の完全オリジナルストーリーで「内容は絶対に賛否両論あるだろうけど、超衝撃的です」と映画の出来に自信を見せた。暁美ほむら役の斎藤は「とにかく映画を堪能して、しゃぶり尽くして帰ってくれたらうれしい」とPRした。