元XのメンバーのベーシストTAIJIが映画の音楽監督を務めることが14日、分かった。ビジュアル系ロックバンド、COLORの元ボーカル、ダイナマイト・トミーが初めて監督を務めた「Attitude」。映画は、アナーキーの仲野茂、BY‐SEXUAL、アンジー、ARB、遠藤ミチロウら70~90年代に活躍したロック・アーティストが実名で総出演し、彼らが生きた時代を描いた作品。トミー監督は「バンド名も実名で、シナリオもフィクションとノンフィクションをふんだんに盛り込み、何が事実なのか錯覚する中で物語は進みます」と説明する。

 TAIJIはX脱退後、現在はバンド・クラウドナインで活動中。「初経験だが、久しぶりに武者震いしている。出演者の意気をいかに音楽で表現していくか。映像を生かすも殺すも音楽次第だと思うので自分なりに頑張りたい。期待していてほしい」と意欲満々だ。同映画は、7月19日から東京・下北沢「下北沢トリウッド」などを皮切りに全国公開される。