少年隊が毎年夏恒例のミュージカル「PLAYZONE」を卒業することが27日、発表された。86年のスタートから23年目となる今年は、所属事務所のジャニー喜多川社長が演出を担当。大和剛プロデューサーは「少年隊の集大成といえる曲目やダンスで構成する予定。新しい芽を出していくタイミングだった。来年以降は、若手にPLAYZONEの場を譲ります」と説明した。

 すでにファンクラブには開催日程を告知済みだが、ラストだとは知らされていない。メンバー3人が決意したのは数日前で、東山紀之は「新しい自分を発見するためにファイナルを迎えることになりました」とコメントした。

 メンバーの3人が少年隊として集うのは、年に1度の同舞台だけ。貴重なステージだったが「今後は別の形で3人が集まれるものを考えていく」(大和氏)とし、少年隊の存続は約束した。

 同舞台はTOKIOからHey!Say!JUMPまで、その時々の駆け出しのジャニーズが出演してきた場でもあり「今年は過去の出演者たちらが、日替わりでゲスト出演できるようにする。“少年隊PLAYZONE”は永久欠番になる」(大和氏)。青山劇場オープン時から始まり、通算957公演で少年隊が舞台に幕を引く。