女優の榎本加奈子(27)がプロデュースしたスープカレー店「Kanakoのスープカレー屋さん」が29日、北海道函館市にオープンした。カレー好きの榎本が、スパイスや食材、仕込みに使う水から厳選するこだわりで、仙台市青葉区内の仙台吉成店に続く2店目。夫の佐々木主浩氏(40=日刊スポーツ評論家)とともにオープニングイベントに参加し、「スープカレーの発祥地といわれる北海道でチャレンジしたい」と、意気込んだ。スープ状のカレーが好きで、得意料理としていた榎本は以前から「徹底してこだわったお店をやりたい」と思っていたという。

 スパイスはスリランカで有機栽培されたものを使い、野菜の大半は食の安全を意識して北海道・美瑛の契約農家から直接仕入れるという。使う水は仕込みからすべてアルカリイオン水。こだわりの食材を約10時間かけて煮込むという。

 榎本によると佐々木氏は「全面的に応援してくれていて、お店ではわたし以上に動いてくれる」。5月中旬には仙台市内に3店舗目がオープン予定で「将来は東京でも」と張り切っている。