シンガー・ソングライターデュオWaTが31日、東京・日比谷野外音楽堂で全国ツアーの最終日を迎えた。もともとストリートライブ出身の2人だが、雨のステージも野音も初体験。「申し訳ないけど、僕はずっと雨をお願いしていた。だって、野音でしか雨を感じられないから」。ウエンツ瑛士(22)がギターで小雨を切り裂けば、小池徹平(22)も負けじとシャウト。「お客さんに楽しんでもらうのが一番です」と、びしょぬれの髪を振り乱しながら、雨中ライブを満喫した。昨年はソロ活動中心で、WaTとしてのツアーは2年ぶりだった。成功の願掛けで禁酒していたウエンツは「今晩はおいしいお酒が飲めます」と喜んだ。