女優深田恭子(25)が、日本テレビ系連続ドラマ(7月15日スタート、火曜午後10時、タイトル未定)に主演する。深田が演じるのは新たに男子生徒を受け入れた、私立名門女子高校の英語教師・相田舞。新任の校長を谷原章介(35)が演じる。

 舞は教職に就いて3年目。新たに入ってきた男子生徒5人は、女生徒200人のプレッシャーでダメダメになる。一方、女子にもはみ出した5人がいた。

 舞は、覇気のない生徒たちの姿を見て社交ダンス部の創設を決意して顧問になる。そして「社交ダンスには人生の教訓が詰まっている。(1)テクニック(2)エンジョイ(3)相手のケア、そして最後にラブ」と言い放つ。まるで妖精のような舞のバックアップを受けた、5人のダメダメ男子と5人のはみ出し女子の青春ラブストーリーを中心に描く。

 深田は「高校生の時のドキドキって、独特で、その時しか味わえないんですよね。この作品を見て、そういう気持ちを『懐かしいなぁ』と思い出してもらったり、私が演じる相田舞ちゃんを『こんな先生がいてくれたら良かったなぁ』と思っていただけたらうれしいです」と話している。

 脚本は「女王の教室」「GTO」「予備校ブギ」などで知られるヒットメーカー遊川和彦氏(52)のオリジナル。桑原丈弥プロデューサー(38)は「初キス、初体験、初失恋、初挫折…と、16歳は大人の会談を上っていく途中。明るく、楽しくだけじゃない、青春の痛みとか、恥ずかしさを描いて、そのキラキラ感を伝えたい」と話した。