ビーチバレーの浅尾美和(22)が日本テレビ系「北京五輪」放送にコメンテーターとして出演することが7月31日、発表された。選手としての五輪参加はならなかったが、すでに発表されていた中畑清氏、山本博氏、城彰二氏とともにコメンテーターとして参戦する。

 バラエティー番組やCM出演はあるが、コメンテーターは初体験。浅尾は「目標であるオリンピックを生で見るのは初めてなので、今からすごく楽しみです。今回はプレーヤーとしてではなく、伝える立場となるわけですが、自分の目で見たものを、そのまま皆さんに伝えられたらと思います」とコメント。起用を決めた日本テレビスポーツ局五輪番組担当の佐々木豊プロデューサーは「正直、紅一点がほしかった。もちろん、五輪を夢見るアスリートで、さらに美しければ言うことなしと思いまして」と説明した。

 最初の登場は13日の水泳「男子平泳ぎ200メートル」柔道「男子90キロ級・女子70キロ級」の中継からで、日本のスタジオから明石家さんま、櫻井翔らキャスター陣とともに出演。その後、北京に渡り、17日の女子マラソンを現地からリポートするほか、閉会式まで滞在し、陸上や体操などの五輪中継、ハイライト番組にも出演する。浅尾は「一番見たいのはビーチバレーですが、ほかの多くの競技を目の前で見て、いろいろな選手から刺激を受け、私自身のロンドンオリンピック出場への思いを強くしていきたい」と話した。