東山紀之(42)主演で17年ぶりに連続ドラマとして復活するテレビ朝日系「必殺仕事人2009」(来年1月9日スタート、金曜午後9時)の収録が26日、京都・松竹撮影所で行われた。過去の必殺シリーズで主役を務めた藤田まこと(75)が演じた主水イズムをならって、東山はリーダーぶりを発揮。前日25日には、東山のほかTOKIO松岡昌宏(31)関ジャニ∞大倉忠義(23)の仕事人が初めてそろった。

 東山は「藤田(まこと)さんとご一緒に撮らせていただいたんですが、入るだけですごい緊張感が生まれる。これを受け継いでいきたい」。東山は南町奉行所の見回り同心を演じ、絵師の姿を借りる松岡、からくり屋の大倉を引き連れ悪に立ち向かう。

 松岡は、緒形拳さんが「必殺仕掛人」で演じた藤枝梅安と同じく針を使った必殺技を駆使する役どころ。松岡は「(緒形さんの梅安は)刺し技の元祖ですよね。シンプルがゆえの難しさがある。これから目の動き、表情もオリジナリティーを出していきたい」。大倉演じるからくり屋は、昨年7月放送の特番で初めて人を殺し、今シリーズでは仕事人としての悩みを抱える設定。「前回は重みも分からず入りましたが、今回はすごく緊張してます」と話した。