歌手森進一(61)が約2年ぶりに川内作品を歌うことが18日、分かった。30日放送のTBS系「第50回輝く!
日本レコード大賞」(午後6時半)で、「おふくろさん騒動」によって封印していた故川内康範さん(享年88)作品の封印を解く。川内さんが「特別功労賞」で表彰されることから、追悼コーナーで最も縁のある歌手として森に白羽の矢が立った。歌うのは川内さんが森に初めて詞を提供した「花と蝶」か大ヒット曲「おふくろさん」が有力視されている。
騒動の発端は06年のNHK紅白歌合戦。原曲にないセリフを冒頭に入れて「おふくろさん」を歌った森に川内氏が激怒し、33作に及ぶ全作品の歌唱禁止を突きつけた。森は翌年2月、NHK歌謡コンサートで「花と蝶」を歌唱予定だったが、急きょ変更。翌月に「川内作品を封印します」と宣言し、歌うことを避けてきた。今年4月に川内さんが亡くなり、「成仏してほしいから」と川内さんの長男が11月に和解成立を発表。長男も年内の歌唱を望む口ぶりで話していた。
デビュー当時の森は、かすれた声をしていることから「ゲテモノ」と陰口をたたかれ続けた。そんな森がスターの足がかりをつかんだのが、デビュー3年目のNHK紅白初出場で歌った「花と蝶」や、紅白で6回歌唱している「おふくろさん」だった。レコ大で解禁すれば、紅白歌合戦でも川内作品が選ばれる可能性は高い。森の「定番」が帰ってくる。
[2008年12月19日10時55分
紙面から]ソーシャルブックマーク




