復縁が明らかになった歌手玉置浩二(50)と女優石原真理子(45)が25日、都内の区役所に婚姻届を提出した。14日のバレンタインデーに23年ぶりの再会を果たすと、玉置が速攻プロポーズ。石原もすぐに快諾したという。この日、ペアルックで身を固めた2人はラブラブモード全開で会見。玉置が「再会は奇跡。神さまがいる」と感激すれば、石原も「うれしい。一生青春です」と声を弾ませ新妻の喜びを爆発させた。

 「これから(婚姻届)を出しに行きます」。長野・軽井沢から新幹線で東京駅に着き、下車する際も会見中も、2人は手をずっと握りっぱなし。アツアツの交際宣言を待っていた取材陣は玉置の一言にビックリした。思わず芸能リポーターも「えっ、結婚宣言なの?」。

 結婚も突然な感じなら、23年ぶりの再会と結婚の決意も急だった。2人が再会したのは今月14日のバレンタインデー。玉置が体調を崩していることを心配した石原が連絡を取ったという。「あっ、僕を助けにきてくれたんだなと思った」。“恋の予感”とばかりに、速攻でプロポーズをした玉置に石原もすぐにOKサインを出した。「信じられないというか、奇跡というか…。今度は全力で真理子を守っていこうと思っています」。

 おそろいのペアルックも、うれしさのあまり玉置が買ったものだ。「神さまがいるなっていうか。信じられない再会なので大事にしたい」。

 06年末に石原が自伝「ふぞろいな秘密」を発売。そこでは、83年に2人の不倫関係が始まり、86年に玉置の暴力がきっかけで破局を迎えたことが赤裸々に記されている。玉置は「事実です。その後、頭を丸めて1年間を過ごしました」と反省を口にした。そして「真理子がちょっと散歩していて、僕は反省しながら散歩の帰りを待っていた」と、復縁した2人の今後は“悲しみにさよなら”だと強調。石原も「再会して、話のすべてがあのころのまま。感性や考えることがすごく似ている」と、まったくブランクを感じさせない愛の“熱視線”を強調した。

 2人は東京駅での会見後、都内の区役所に婚姻届を提出した。夫婦になった第一声は玉置が「幸せになります」。石原が「うれしいです」。不倫カップルとして世間を騒がせた2人だが、結婚、離婚、暴露本などの波瀾(はらん)万丈な四半世紀の時を経て、晴れて夫婦になった。

 [2009年2月26日7時52分

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