◆ギラン・バレー症候群

 進行性の筋力低下や腱(けん)反射低下、消失を主な症状とする自己免疫性末梢(まっしょう)神経障害。筋肉を動かす運動神経が障害され、両手両足に力が入らなくなったり、しびれを引き起こす。約3分の2の患者が、発病の1~2週間前に風邪や下痢の症状が出る。手足のマヒの程度は発病してから1-2週間以内に最もひどくなり、重症の場合には呼吸もできなくなる。ウイルスや細菌感染が引き金となって起こる自己免疫性疾患と考えられている。特定疾患に認定された指定難病。

 [2009年8月7日10時36分

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