<第60回NHK紅白歌合戦>◇リハーサル◇30日◇NHKホールほか

 小林幸子(56)が1番を歌い終えると、後ろの幕が落ちて巨大な小林の人形が出現、両手のひらに乗ったまませり上がり熱唱した。今回の装置は過去最高の8メートル50センチの高さに幅8メートル、奥行き5メートル40センチで総重量は3トン。半年前から構想して、延べ600人が3カ月かけて作り上げた。クビから頭のてっぺんまで5メートルという巨大な顔に、小林担当のメークの指示に従って忠実にメーク。出現の瞬間、笑いが起きたが、小林は「本番で、どれくらい笑いがくるか楽しみ。不況の時代だから、見ている人に笑ってもらって、幸せになってほしい」。

 [2009年12月31日9時7分

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