昨年1月22日に覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴され、執行猶予付き有罪判決を受けた元タレントで踊り子の小向美奈子(24)が、逮捕から1年の21日から、東京・浅草のストリップ劇場「浅草ロック座」で、2回目のストリップ公演を行うことになった。3日、小向は本紙の取材に「昨年6月のデビューは出るだけで注目されましたが、2回目からは踊りの技術や質を問われるはず。練習の成果を披露します」と宣言した。

 1年前は当時の所属事務所を解雇され、生活も荒れていた。「やることもなく、フラフラしていた。やめたい、ダメと分かっていても、薬をやっちゃう時期でした」。だが、逮捕されたことは前向きにとらえている。「実は人生のけじめをつけたかったので、変な言い方かもしれないけど、いい機会でした。その上で(有罪判決後に)踊り子という仕事を見つけて、昨年の下半期は充実の毎日でした」と振り返る。

 そして2回目の公演をひかえる小向は、5日には同劇場でストリップショーDVD「小向美奈子

 デンジャラス

 ストリッパー」(7日発売)の3D先行試写会を開くことになった。「21日からのショーの内容を、一足先に立体映像で見せちゃいます。おっぱいは、飛び出て(揺れて)ブルンブルンですよ。自分で見た時には、立体すぎて、思わず上下左右からなめまわすように見ちゃいました」と小向。自慢の“スライム乳”が、まるで本物だとあやしげに誘っていた。

 [2010年1月4日8時54分

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