ロックバンド安全地帯が、10月30日に予定していた台湾公演が、無期延期となったことが22日、分かった。ボーカルの玉置浩二(52)が、9月20、21日に台湾で予定していたPRイベントを体調不良のためキャンセルしたことで台湾側が態度を硬化。「プロモーションと公演はセット。本番も無期延期にしましょう」と提案されたという。

 関係者によると、玉置は過労と咽頭(いんとう)炎で「何日ものどが腫れている状態」と説明し、PRイベントに参加できなかった理由を語った。9月25日の香港公演、10月17日のソウル、同24日のシンガポール公演は予定通り行われる。9月12日の福岡公演では、玉置がステージ上でイスに座ったまま倒れたり、一部観客と口論になり途中でライブを打ち切った経緯もある。

 [2010年9月23日9時41分

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