F1ドライバー小林可夢偉(24=ザウバー)とタレントあびる優(24)が熱愛中であることが17日、明らかになった。あびるは10月8日から三重・鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリ(GP)にも応援に駆け付け、可夢偉は7位入賞を果たした。日本モータースポーツ界のエースと人気タレントのロマンスは話題を集めそうだ。

 関係者によると、2人は今年の夏の終わりごろに知人の紹介で知り合い、交際に発展した。10月2日には、静岡・御殿場のカート場でデート。その様子を来園者が撮影した映像がインターネットの動画サイト上で公開され、うわさが広まっていた。

 日本GPでも、あびるは鈴鹿入り。8日のフリー走行から関係者席で声援を送っていた。予選14位の可夢偉は、10日の決勝で攻撃的なドライビングを展開し、7位入賞を果たした。「最高のレース、自分のベストのレースをしたかった。最後まであきらめる気はなかった」とコメントした。

 F1ではGPウイークに夫人や恋人がコースで寄り添うシーンは日常だ。決勝翌日も2人は同じ特急で移動するなど、ラブラブの様子。所属事務所は「仲のいい友人です」と2人の交際を認めている。

 可夢偉は9歳でカートを始め、ジュニアで頭角を現し、01年にトヨタの育成プログラム入り。04年からF3欧州シリーズで実績を積み、09年のブラジルGPでトヨタからF1デビュー。今年からザウバーに加入し、日本GPを含め今季6度の入賞を果たしている。一方、あびるは、01年に芸能界デビュー。歯に衣(きぬ)着せない奔放な発言でバラエティー界の人気者となっている。

 今後、可夢偉は24日に韓国、11月7日にブラジル、同14日にUAEのアブダビと、GP残り3戦を控えている。世界を転戦し、会う機会の限られる2人だが、互いの信頼感は高まるばかりだという。

 [2010年10月18日8時48分

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