フリーアナウンサー羽鳥慎一(40)が、ラジオのパーソナリティーに初挑戦することが6日、分かった。ニッポン放送の4時間生放送番組「徳光和夫

 とくモリ!歌謡サタデー」(毎週土曜午前5時30分)の14日放送に出演する。夏休みを取るレギュラー徳光和夫(70)の代役を務める。

 日本テレビを退社して、4月にフリーとなった羽鳥が、初めてラジオ番組を仕切ることになった。羽鳥が、3月まで司会を務めていた同局情報番組「ズームイン!!」のシリーズ初代司会者が徳光だった。その縁もあり、ニッポン放送から代役の人選を相談された徳光が「4時間の生放送だし、信頼できる後輩の羽鳥君に任せたい」と推薦。羽鳥も徳光からの直接オファーに「やらせていただきます」と快諾した。

 94年に日本テレビに入社した羽鳥は、89年退社の徳光との間に「上司と部下」の関係はない。ただ、「ズームイン!!」シリーズ司会者の先輩、徳光にかわいがられてきた。羽鳥を知る関係者は「フリー転身の際も、徳光さんにも相談に乗ってもらっていたほどの関係」と明かした。

 ニッポン放送も「前から注目していた方なので、絶好の機会。楽しみです」と、羽鳥アナに高い期待を寄せる。番組では、羽鳥が初めてプロ野球実況をした際の巨人原監督との秘話の紹介、交流のある嵐の特集、FUNKY

 MONKEY

 BABYSをゲストに招くなど特別企画がめじろ押し。既に放送ブースを視察している羽鳥は「徳光さんの看板を汚さぬように、精いっぱい務めさせていただきます」とやる気をみせている。