女優新垣結衣(22)が、連続ドラマに初めて主演することが26日、分かった。7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「全開ガール」(仮)で、国際弁護士を目指すキャリアバリバリの新人弁護士役を演じる。

 同ドラマは、新垣演じる新人弁護士が、理想に反して上司の娘の面倒を見る羽目になり、NEWSの錦戸亮(26)演じる草食系イクメンと出会う中で、恋愛や育児など大切なことに気付いていくラブコメディーという。若松央樹プロデューサーは「近頃少なくなってきた“痛快なラブストーリー”を見たかった」と話し、「草食男子やイクメンなど、男と女の境がどんどんなくなっている今、男女を逆転させたような強烈なキャラクターを作り、“現代における男と女”そして“愛することとは何か”を描きたい」と説明した。最強の女(新垣)VS最弱の男(錦戸)のバトルだけでなく、2人の子育てシーンも見どころだという。

 新垣は初のラブコメディーに「“成功に執着する野心的なキャリ女(キャリア女子)”は今まであまり演じたことのないタイプのとても強気なキャラクターですが、楽しんでやりたい」と意気込んでいる。

 錦戸は現在放送中のテレビ朝日系「犬を飼うということ」に続く父親役で、離婚後1人で子育てに奮闘する、お人よしな料理人という設定。「月9もラブストーリーも初めてやらせていただくので、今から緊張しています。毎週月曜21時が待ち遠しくなるような、そんなドラマを作れるよう精いっぱい頑張りたい」と気合が入っている。

 共演は薬師丸ひろ子、荒川良々、竹内力ら。