嵐の相葉雅紀(28)が12日、都内で行われたナビゲーターを務めるフジテレビ系中継番組「世界体操

 東京大会2011」(10月7~16日、東京体育館)の発表会見に出席した。09年からナビゲーターに起用され、今年で3年目。昨年の世界体操ではオランダに飛び、中継番組に出演した。

 この日は内村航平、鶴見虹子、田中理恵ら男女代表選手が勢ぞろい。相葉は「1カ月切ってますから、引き締まった表情をされてますよね」と感心しきり。「体操は緊張感がすごい。跳馬なんて3秒くらいで結果が出る。知れば知るほど、奥が深い。日々勉強です」と神妙な面持ちで語った。

 今回は特に気合が入っている。6月末に左自然気胸で入院。7月2、3日の同局系「体操ジャパンカップ2011」への出演をキャンセルした。その後、別の取材で個人的に気になるニュースとして「世界体操」を挙げ、「去年銀メダルだった男子団体が今年は金メダルを取れるのか、気になります」と話すなど、体操ナビゲーターとしての責任感をより感じている。

 嵐でムードメーカー的な相葉は、内村とともにこの日の会見も盛り上げた。内村がアピールしたい点を「着地が決まった後のドヤ顔。そこだけは見てほしいですね」と冗談交じりにアピールすると、相葉は「印象的ですよね。素晴らしいです」と真面目に“ヨイショ”。ほのぼのとしたやりとりに、緊張気味の代表選手を和ませた。戦う集団を明るい雰囲気に変えた後は、ナビゲーターの顔に戻り「1人1人ベストな演技ができるように、会場から応援しています」。心を込めてエールを送った。