ジャニーズ事務所は7日、東日本大震災から1年を迎える今月11日午前10時から、タレントを動員して東京ドームで大規模な募金活動を行うことを、公式HP上で発表した。近藤真彦を筆頭に、所属タレントも駆け付ける。参加できないタレントについては、場内モニター映像でメッセージを送る予定。

 同事務所の復興支援プロジェクト「Marching

 J」は、昨年4月1~3日までの3日間、東京・代々木第1体育館で大規模な募金活動を開催。所属タレントが次々に会場に駆け付け、3日間で延べ40万人が募金の列に並んだ。その後もコンサート会場などに募金箱を設置するなど、継続して支援を呼び掛けてきた。募金による支援の呼び掛けは、当初の予定通り、今月11日でいったん終了する。

 同プロジェクトは募金の呼び掛けとともに、生活必需品支援なども行ってきた。そのほか、同プロジェクトや同事務所が、仙台市内へのパンダ招致と飼育に要する費用5年分を負担する方針を打ち出していた。

 大規模募金活動を告知した公式HPでは「お預かりした支援金は子供たちを支援する基金に全額寄付いたしますことを、あわせてご報告いたします」としていることから、集めた募金はパンダ関連経費に一切充当しない方針。同事務所は「詳細は11日に報告いたします」と話している。